瓜生正義選手(競艇選手)のプロフィール・特徴・経歴
瓜生正義選手とは?
瓜生正義(うりゅう まさよし)選手は、福岡県出身で福岡支部に所属している競艇選手(ボートレーサー)です。
瓜生正義選手は、研修生時代にリーグ戦勝率で驚異的な成績と言える8.65を記録。リーグ戦では当時の最高記録となる6優勝(2011年に108期生の江崎一雄選手がリーグ戦7優勝)を達成し、第76期修了記念競走・王座決定戦では2着に入ったことから天才ボートレーサーと称されました。
そんな瓜生正義選手の【プロフィール】【レースでの特徴】【経歴】をまとめてみました。

瓜生正義選手(競艇選手)のプロフィール
瓜生正義選手のプロフィールは、以下のようになっています。
所属支部 | 福岡 |
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登録番号 | 3783 |
登録期 | 76期 |
生年月日 | 1976年3月5日 |
出身地 | 福岡県 |
身長 | 159cm |
体重 | 51kg |
階級 | A1 |
師匠 | 古賀武日児元選手 |
弟子 | 不明 |
主な同期 | 原田幸哉選手 魚谷智之選手 横西奏恵元選手 |
主な優勝レース | 新鋭王座決定戦(2002年・G1) 笹川賞(2007年、2009年・SG) グランドチャンピオン決定戦(2011年・SG) モーターボート記念(2011年・SG) 全日本選手権(2010年、2013年、2016年・SG) 賞金王決定戦(2016年・SG) オーシャンカップ(2019年・SG) |
瓜生正義選手(競艇選手)の特徴
瓜生正義選手は豪快なイン逃げをはじめ、まくりやまくり差し、巧みな差しなど自在なターンテクニックを駆使しており、高く安定した旋回技術の持ち主とされています。
瓜生正義選手は基本的に枠なり進入ですが、6号艇での登場時は強引な前づけこそ行わないものの、機会をうかがって1つでも内寄りのコースを狙うという特徴があります。
瓜生正義選手の平均スタートタイミングは0.16で、SG級の選手としても平均的なスタートタイミングとなっていますが、1コースからのスタートタイミングは非常に早い0.13を記録しています。
瓜生正義選手は、スタート力・操艇技術・整備力をはじめとしたあらゆる点で高い実力を誇り、勝率は常に高い数値をマークしています。出場した大多数のレースで連に絡むことから、絶対に無視できない存在といえます。
瓜生正義選手(競艇選手)の経歴
瓜生正義選手は、1995年5月に若松競艇場で開催された一般競走で76期生としてデビューし、1996年12月に平和島競艇場で開催された一般競走で初優勝。
1998年5月19日に桐生競艇場で開催された「第25回笹川賞競走」(初日)の10RでSG初出走。
1998年7月7日に常滑競艇場で開催された「開設45周年記念 マーメイドグランプリ」で、2号艇の中川俊介選手のフライングによる恵まれでG1初優勝。
1998年7月20日に三国競艇場で開催された「第3回オーシャンカップ」(最終日)の5Rで、4コースからまくり差しを決めてG1初出走
2003年の賞金王決定戦と2006年の総理大臣杯では2着、2006年末の賞金王決定戦では3着となかなか勝ち切れずにいましたが、2007年6月3日に住之江競艇場で開催された「第34回笹川賞」で、1コースから抜きを決めて念願のSG初優勝。しかし、その後11月に浜名湖競艇場で開催された「競艇王チャレンジカップ競走」でフライング、2008年末の賞金王決定戦ではトライアル初日の11Rで転覆失格となるなど不調に陥りました。
2009年1月31日に芦屋競艇場で開催された「第55回九州地区選手権」(3日目)の11Rで、1コースから抜きを決めて通算1,000勝を達成。
2010年4月25日にびわこ競艇場で開催された「秩父宮妃記念杯」優勝戦でフライングし、G1・G2競走6ヶ月除外の処置を受けました。復帰1節目にあたる蒲郡競艇場で開催された周年記念競走で優勝し、新賞金900万円の第1号に輝きました。
2010年10月11日に桐生競艇場では初のナイター開催となった「第57回全日本選手権」で優勝を飾りました。
2016年5月8日に桐生競艇場で開催された「第43回上毛新聞社杯」で、イン逃げを決めて通算50優勝を達成。
2016年10月は、地元である福岡競艇場で開催された「第63回ボートレースダービー」を優勝し、福岡SGV3・全日本選手権V3という快挙を成し遂げました。同年12月25日には12回目の出場かつ7回目の優出にして賞金王決定戦初優勝を飾りました。
2016年の大晦日が初日となった「日刊スポーツ杯争奪 第47回福岡県内選手権大会」において、2回走りをいずれも1着で締めくくり、2016年の獲得金額が2億1,373万4,000円となり、自身初の賞金王に君臨しました。
2017年5月16日に宮島競艇場で開催された「開設63周年記念 宮島チャンピオンカップ」で、通算17回目のG1優勝を飾り、この優勝により競艇界では史上7人目となる生涯獲得年金20億円超を達成しました。
2020年1月に尼崎競艇場で開催された「ファン感謝3days ボートレースバトルトーナメント」に出場し、13日の優勝戦では5コースからまくりを決めて2020年初優勝を飾りました。